2025.07.22
今回ご紹介するのは、築年数の経過とともに使い勝手や衛生面に課題があった住宅のキッチンリフォームです。
長年親しまれてきた昭和スタイルのキッチンを、現代のライフスタイルに合わせて一新し、快適で美しい空間へと生まれ変わらせました。
施工前のキッチンは、昔ながらのタイル張りの壁面と据え置き型のガス台が特徴で、全体的に経年劣化が見受けられる状態でした。
収納扉の色褪せや換気扇の古さ、吊戸棚の使いづらさなど、日々の家事において小さなストレスが積み重なっていたのではないかと思われます。
今回のリフォームでは、壁をフラットなキッチンパネルに張り替えることで、汚れが付きにくく、簡単に拭き取れる仕様に。換気扇は最新のスリム型レンジフードに交換し、見た目もすっきりとした印象になりました。
吊戸棚とキッチン下部の収納は木目調のデザインで統一し、温もりを感じられる空間に仕上がっています。
シンクやガス台の位置は変更せず、使い慣れたレイアウトはそのまま活かすことで、コストを抑えつつ機能性を向上。
収納は引き出し式を採用し、奥の物まで取り出しやすくなるなど、日常の動作に配慮した設計です。
冷蔵庫や家具の配置にも配慮し、全体のバランスを考えた快適なダイニングキッチンへと刷新しています。
このように、機能性・清掃性・デザイン性をすべて高めた今回のキッチンリフォームは、毎日の暮らしに小さな幸せをもたらす確かな一歩となりました。