2022.01.15
屋根の葺き替えを行いました
葺き替え工事とは、既存の屋根を解体・撤去して新しい屋根に交換する工事のこと。
構造上の問題や劣化状態によりカバー工法が難しい場合や、耐震対策として軽い屋根に交換したい場合にはこの葺き替え工事が必要です。
下地部分の傷みまでしっかり補修できるため、耐久性が高まるのが一番のメリット。
防水紙や野地板といった通常手の届かない部分も、しっかりメンテナンスを行き届かせることができます。
「雨漏りや経年劣化などで屋根が激しく傷んでいる」
「下地材にまで影響が及んでいる」
このような場合は、葺き替え工事を行う必要があります。
今ある古い屋根を全て撤去し、下地から防水加工まで新しく施工し直す葺き替え工事は、屋根の耐久性を大きく向上させるのに効果的です。
普段のメンテナンスでは手の届かない部分も、しっかり蘇らせることができるので台風などの際も安心◎
また、最近増えてきているのが「地震対策で軽い屋根に取り替えたい」というご依頼です。
屋根が重いとどうしても重心が高くなり、地震時の揺れもその分大きくなってしまいます。
一般的な瓦屋根を軽量な金属屋根に葺き替えた場合、なんと重さは“約10分の1”に軽減。
建物への負担が減ることにより、地震時の被害も小さくなります。
葺き替え工事のメリット
● 建物の寿命が延びる
葺き替え工事では野地板や防水紙といった下地部分まで手を入れ、屋根を新築同様に新しくしていきます。
スレート屋根なら20~25年、板金屋根なら15~20年がおおよその葺き替え時期の目安。
下地を傷んだままにしておくと建物の寿命そのものが縮んでしまいますので、長く暮らし続けるためにも、定期的な葺き替え工事が必要です。
● どんな屋根にも対応可能
カバー工法は屋根の形状や構造・下地の劣化状態によっては、施工できない場合があります。
その点、葺き替え工事ならすべての屋根に対応可能。
特に当社では、住宅の屋根だけでなく工場や店舗の大型屋根・長尺屋根の施工にも対応しておりますので、いつでもお気軽にお問い合わせください。
● 耐震性が向上する
耐震性を考えると、やはり重い瓦屋根よりも軽い金属屋根の方が安心。
地震の影響で瓦が落下したり、屋根が崩れてしまうといったリスクも回避できるため、近年は金属屋根に葺き替えされる方が増えています。
ただし家の構造上の理由でわざと屋根を重くしてバランスを取っている場合もありますので、ご自宅の屋根の状況をしっかりと診断した上で、ベストな葺き替えをご提案しております。
滋賀県近江八幡市で屋根工事・雨漏り修理・屋根の葺き替えの事なら大弥工務店にお任せ下さい。